哲学カフェ QUALIA

肌で感じたことを言葉にする

2019/07/21 哲学カフェ@橋本「責任はどこまで自分にあるか?」

こんにちは、Takezo (@arquero_takezo) と申します。

哲学カフェ「クオリア」では、相模原・八王子・町田などを中心に哲学カフェを開催しています!

日常的に感じるちょっとしたことや、哲学的・倫理学的なテーマについて、のんびりと話し合える場を提供しています。

さっそく、第2回プレ開催のお知らせです。

第2回プレ開催は終了いたしました、ありがとうございました。

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2019.07.21 カード

目次

テーマ「責任はどこまで自分にあるか?」

◇ イベント詳細

今回は 橋本 (相模原市での開催です。

テーマ「責任はどこまで自分にあるか?」

日時 : 2019年7月21日 (日) 10:00~12:00

     開始15分くらい前からお待ちしております。
場所 : ZEB 橋本

(哲学カフェを初めて開催する場所なので、2時間続けての話し合いが難しいなど都合が悪い場合、別のカフェへ移動するかもしれません。)

定員:なし 5名~7名程度
費用・持ち物 : なし

(ご自身のオーダー分だけお支払いください。)

今回はプレ開催のため、申し込み制とさせていただきます。

◇ お申し込み

下記ページからお願いします。

締め切らせていただきました。お申込みありがとうございます。

docs.google.com


◇ ご参加にあたって
  • 参加には、年齢や所属を問いません。
  • 質問やコメント、キャンセル等は、公式Twitterアカウントまでお知らせください。
  • 哲学カフェ以外の、セミナーやイベントなどの宣伝、勧誘はお断りさせていただきます。
  • 楽しんでお話しましょう!
◇ テーマ設定にあたって

今回のテーマは、イギリスの哲学者 ジュリアン・バジーニ 氏の本

『100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか』

の、34番目の思考実験から引用しています。

思考実験の文章は、著作権の関係があるため、ここには載せずに当日お伝えします。

 

普段「責任」という言葉を使うとき、どういう意味なのか、具体的なイメージがありますか?

力とか、自分とか、よく使うけどフワッとしたイメージの言葉って、結構ありますよね。

そういう言葉に限って、よく考えてみると曖昧なイメージだったり、人称がブレていたりしませんか?

 

責任という言葉は、様々な議論を呼びます。

例えば交通事故のとき、保険関係で「過失割合」という言葉が出てきます。過去の裁判例を基に、当事者で事故の責任を分割します。

また例えば、日本には「戦争謝罪」という課題があるとされます。これは日本が戦争等で外国へ与えた損害についての謝罪のことを言いますが、表現や期間などで、度々紛糾します。

これらは責任について、主体性や範囲、連続性、責任を問われる当の問題をどのように分析すべきか、どのように責任を負うべきかなど、色々な論点を示してくれます。

 

人は、色々な影響を受けながら生きています。例えば、マスメディアによる報道、または友人のアドバイス、または宗教や占いなど。

人は自由な意思で行動しているようですが、どこからどこまでが自分の意志に基づいた行動と言えるでしょうか?

そして、どこまでを自分の責任とするべきでしょうか?

 

今回の思考実験は「そもそも責任ってどういうものだっけ?」と、感覚を立ち戻らせてくれるはずです。参加される方の、よいきっかけになることを期待します。

哲学カフェ「クオリア」について

◇ 哲学カフェとは

飲み会で1時間くらいすると、仕事や愚痴の話ばかりでなく、ちょっと真面目に政治とか生き方とか、話したくなりませんか?

「ちょっと真面目な話をしてみたい」とか「ちょっと他の人の考えを聞いてみたい」とか、そんな人達が集まって、テーマに沿って話してみましょうという場です。

「哲学とか、倫理とか、ちょっと興味があるんだ」とか、「難しそうだけど面白そう」とか、思っているあなたが主役

哲学を知らなくても問題なし。オープンな場なので、肩書も名前も関係ありません。無理に話さなくても大丈夫、聞いているだけでもいいです。

◇「クオリア・QUALIA」とは

クオリア(英:Qualia)とは、「感覚」それ自体のことを言います。

「リンゴの赤い感じ」のように、主観的に体験する質感のことです。人は同じものを見ていても、体験はそれぞれ違うかも知れません。

人それぞれが肌で感じたことを、ちょっと立ち止まって考えてみて、言葉にしてみる。そして、それについて話し合う。

こういう思いから、この哲学カフェを「クオリア」と名付けました。

ご参加をお待ちしております。