哲学カフェ QUALIA

肌で感じたことを言葉にする

2020/02/15 哲学カフェ@橋本「誰も損をしなければ何をしてもよいか?」

こんにちは、Takezo (@arquero_takezo) と申します。

哲学カフェ「クオリアでは、相模原・八王子などを中心に哲学カフェを開催しています!

日常的に感じるちょっとしたことや、哲学的・倫理学的なテーマについて、のんびりと話し合える場を提供しています。

さっそく、第7回哲学カフェ開催のお知らせです。

好評のうちに終了いたしました、ありがとうございます。

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目次

「誰も損をしなければ何をしてもよいか?」

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◇ イベント詳細

今回は 橋本 での開催です。

「誰も損をしなければ何をしてもよいか?」

日時 : 2020年2月15日 (土) 10:15~12:15 (10:00開店)

     開始10分くらい前から店内でお待ちします。

場所 : アリオ橋本 白ヤギ珈琲店

費用・定員・持ち物 : なし

(ご自身のオーダー分だけお支払いください。)

◇ ご参加にあたって
  • 参加には、年齢や所属を問いません。
  • 申し込みは不要です、当日お時間に店内へお越しください。途中参加・退席・離席 (トイレや息抜き) OKです。
  • ご意見・ご質問等は、本記事へのコメントか、公式Twitterアカウントまで、気軽にお問い合わせください。
  • 哲学カフェ以外の、セミナーやイベントなどの宣伝、勧誘はお断りさせていただきます。
  • 楽しんでお話しましょう!

 

◇ テーマ設定にあたって

今回のテーマは、イギリスの哲学者 ジュリアン・バジーニ 氏の本

『100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか』

の、3番目の思考実験から引用しています。

思考実験の文章は、著作権の関係があるため、ここには載せずに当日お伝えします。

 

いつも思いますが、多くの場合「何をすべきか?」とか「何をしたらよいか?」とか、考えるのは難しいです。選択肢が限られていたり、状況に見通しが立つようだったりすると、少しは考えやすくなります。

では「してはいけないこと」はどのように考えているでしょうか。例えば「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いがありますが、このような「してはいけないこと」を突き詰めていくと「人に害のあることはしてはいけない」というルールが見えてくるようです。

子供には「自分が嫌だと思うことは、人にしてはいけないよ」と言うことがありますね。

これは「他者危害排除の原則 (to prevent harm to others)」と呼ばれ、自由を構成する原則と言われることがあります。他者に迷惑をかけない範囲において、個人は自由に行動することができるという考えです。

 

それでは、どのような状況でも、他者に迷惑をかけていなければ、本当に何をしてもよいのでしょうか?

「それは誰にも影響を与えていないのか?」、「良識ある人間として、すべきこと/すべきでないこと があるのではないか?」など、倫理的・道徳的に考える余地がありそうです。

参加される方の、よいきっかけになることを期待します。

哲学カフェ「クオリア」について

◇ 哲学カフェとは

飲み会で1時間くらいすると、世間話や愚痴ばかりでなく、ちょっと真面目な話をしたくなりませんか?

「真面目な話をしてみたい」とか「他の人の考えを聞いてみたい」とか、そんな人達が集まって、テーマに沿って話してみましょうという場です。

「ちょっと哲学に興味ある」とか「難しそうだけど面白そう」とか、思っているあなたが主役

哲学を知らなくても問題なし。オープンな場なので、肩書も名前も関係ありません。無理に話さなくても大丈夫、聞いているだけでもいいです。

「哲学カフェってなんだろう?」という記事に、哲学カフェの起源を書きました。ぜひご覧ください!

◇「クオリア・QUALIA」とは

クオリア(英:Qualia)とは、「感覚」それ自体のことを言います。

「リンゴの赤い感じ」のように、主観的に体験する質感のことです。人は同じものを見ていても、体験はそれぞれ違うかも知れません。

人それぞれが肌で感じたことを、ちょっと立ち止まって考えてみて、言葉にしてみる。そして、それについて話し合う。

こういう思いから、この哲学カフェを「クオリア」と名付けました。

QUALIAが大切にする10のスタイル )

テーマや企画のリクエストは、以下のフォームからどうぞ!

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ご参加をお待ちしております。